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お彼岸で仏滅にお墓参りはしていいの?|仏滅の由来やお彼岸の注意点をご紹介

最新編集日:2025年06年04日

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「お彼岸中のお墓参りっていつ行くのがいいの?」「仏滅って縁起が悪いって言われてるけどお墓参りには避けたほうがいいのかな?」と悩んでいる方も多いと思います。 なぜなら、ほとんどの方がお墓参りのやり方や作法をちゃんと親から学んだわけでもないし、宗派や地域によってもやり方や風習が違っていたりとよくわからないからです。 結論から言うと、お彼岸期間中のお墓参りはいつ行っても問題ありません。また仏教と六曜は関係性がないので、仏滅にお墓参りに行っても縁起が悪いということもありません。 ここでは、お彼岸期間中や六曜の日にお墓参りに行く際の注意点と、お彼岸の語源や仏滅や大安を表す六曜とは何かを解説していきます。
お墓の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役
著者・監修者

株式会社ディライト 代表取締役

高橋亮

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣ス...続きを読む
お墓の口コミ編集者:お墓ディレクター2級  竹田勇飛
編集者

お墓ディレクター2級取得者

竹田 勇飛

東京都出身。計400社以上の墓石、葬儀会社と繋がりを持ち、お墓ディレクター2級を有している...続きを読む

【目次】

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仏滅などの『六曜』を理解しよう

仏滅の日とお墓参りの関連性

2025年のお彼岸はいつ?

2025年のお彼岸はいつ?

よくある質問

まとめ

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仏滅などの『六曜』を理解しよう

六曜を知らなくても、「結婚式は大安」「友引のお葬式はNG」など一度は聞いたことがあると思います。日本では昔から冠婚葬祭で六曜を元に日取りを決めることが少なくありません。 六曜とは簡単に言うと、 一日の中で「縁起のよい時間・悪い時間」 その日に「やってよいこと・悪いこと」 この2つを表したものです。ここでは、六曜について詳しく解説していきます。

六曜って?お墓参りと関係あるの?

六曜とは、鎌倉時代に中国から日本に伝わり、江戸時代には人々の間に広く知られるようになりました。 しかし明治時代に政府より根拠のない迷信は信じるべきではないとされましたが、それがかえって人々の中に強く印象つけるものとなり、現在でも冠婚葬祭の時には六曜が意識されています。 六曜とはその日の運勢を示したもので、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順で繰り返します。各月の1日に始まる六曜が決まっており、月末にはリセットされる仕組みです。 以下読み方と意味の一覧です。 先勝 読み:せんしょう、せんかち、さきがち 意味:「先んずれば勝つ」 急ぎごとや勝負事によい日で、「午前中の行事は吉、午後は凶」とされます。 友引 読み:ともびき、ゆういん 意味:「勝ち負けが決まらず引き分けに終わる」 友人にも同じことが起こる日で、「慶事には吉の日、弔事には凶の日」とされます。お葬式や法事を避けることが多い日でもありますね。 先負 読み:せんぷ、せんぶ、さきまけ、せんまけ 意味:「何事も先に行うと負ける」 機を伺うことが良い日で、「午前が凶、午後が吉」とされます。争い事は控えて、穏やかに過ごすことが勧められます。 仏滅 読み:ぶつめつ 意味:「物が滅する」 物事が滅すると言われている日で、結婚式などの祝い事は避けた方が良いとされています。しかし、悪縁を断ち切る日には適しているので、人生のリスタートをしたい方はこの日を狙うのもよしです。 大安 読み:たいあん 意味:「大いに安し」 六曜の中で最も運勢の良い日とされ、何をするにも縁起が良いと言われています。 赤口 読み:しゃっく、じゃっく、しゃっこう、じゃっこう、せきぐち 意味:「全てが滅する」 六曜の中で最も運勢の悪い日で、火や熱を意味する赤は凶兆を表すとされています。午前11時〜午後1時までは吉、それ以外は凶が続くと言われています。 六曜は中国、仏教はインドから入ってきたものです。仏教や神道の教えである日本のお墓参りには関係ないので、特に意識する必要はなさそうです

仏滅の日にお墓参りに行ってもいいの?

仏滅には「仏」という字が入っているので、一見仏教と関わりがありそうですが、実は関係ありません。 よって、仏滅の日にお墓参りに行くのは問題はありません。 ただ、六曜には長い歴史があり日本人にとって馴染みのあるものでもあります。年配の方ほど気にする傾向があるので、一緒にお墓参りに行く際は、考慮してあげるといいでしょう。

2025年でお墓参り行ってはいけない日は?

基本的にお墓参りに行ってはいけない日というのはないですが、避けたほうがいい日があります。 年末年始は避けましょう。 特に年末の29日は、『二重に苦しむ』という意味があり、縁起が悪い数字とされていて昔から避けた方がいいとされています。 ただ年末年始に行かないほうがいいのは縁起的に行かないほうがいいと言われてるだけで、最近では新年の挨拶として行く方が増えています。 地元を離れていて、年末年始に帰省して親族が集まったから、折角なのでみんなで行くという方が増えています。

仏滅の日とお墓参りの関連性

お彼岸と仏滅の起源とその意味

お彼岸の起源と意味 お彼岸は春分の日と秋分の日を中日とした前後数日のことをいいます。 お彼岸はサンスクリット語で「彼岸に至る(悟りを開く)」を意味する「パーラミタ」からきています。 仏教では西にある極楽浄土に死後に行けると信じられており、真西に陽が沈む春分と秋分の日には、現世と来世が最も近づく日と言われていて、ご先祖様の供養を行うようになりました。 ちなみにお彼岸にお墓参りにいくという風習は日本独自のものです。 仏滅の起源と意味 仏滅というのは、中国から伝わった言葉で、空乏(くうぼう)や虚亡(きょぼう)と言われていました。 その後「全てが虚しい日」=「全てが無になる」という連想から「物滅」から「仏滅」となったとされています。 元々は「一度滅んで新しく始まる」という意味もあり、別れにはよい日、悪縁を切り改めて人生をスタートしたい時には適しているとされています。新たに何かを始めるのは大安よりも適した日と言われています。

お墓参りにおける仏滅と六曜の影響

結論から言うと、先述しているとおり関係がなく気にする必要はありません。 <気にする必要がない理由> ①仏滅(六曜)とお彼岸(仏教)は関係がないから ②六曜は言い伝えや迷信のようなものだから ③六曜は中国から、仏教はインドから入ってきて、関係性がないから とはいえ、気にする方もいるので考慮してあげることも大切です。

2025年のお彼岸はいつ?

お彼岸の日は毎年少しづつ違います。 毎年、春分の日は3月20日か21日で、秋分の日は9月22日か23日ですが、正確な月日は国立天文台によって決められています。 2025年(令和7年)のお彼岸は以下の期間になります。 春彼岸:3月17日~3月23日 秋彼岸:9月20日~9月26日

2025年のお彼岸はいつ?

お彼岸の日は毎年少しづつ違います。 毎年、春分の日は3月20日か21日で、秋分の日は9月22日か23日ですが、正確な月日は国立天文台によって決められています。 2025年(令和7年)のお彼岸は以下の期間になります。 春彼岸:3月17日~3月23日 秋彼岸:9月20日~9月26日

お墓参りの手順と注意点

お彼岸の入りには、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えるために、仏檀やお墓をきれいに掃除をします。 仏檀や仏具は埃を払って、柔らかい布で優しく拭きます。 お墓参りの手順と注意点は以下を参考にしてください。 ①墓石の周りに雑草が生えていたら抜いて、墓石をタオルやブラシで磨きます。 汚れが酷いからといってあまり強く擦ると墓石を痛めるおそれがあるので気をつけてください。 ②きれいなお水をかけて清めます。 故人が好きだったからとビールなどをかけるのは、墓石の劣化や他のお墓に迷惑になるのでやめましょう。 ③お花やお供え物を供えて、線香を焚き、ひとりずつ手を合わせます。 帰るときは、カラスなどに荒らされるおそれがあるお供え物は持ち帰ります。 掃除用のブラシや手桶を借りられるところもあります。お線香を付ける火もガスコンロが設置してあるところもあり、お花やお線香も販売しているところもあるので、準備する前に確認するといいでしょう。 お彼岸のお墓参りは中日に行くのがよいとされていますが、天候や家族の都合に合わせてみんなが行ける日にお参りしても問題ありません。

よくある質問

Q.仏滅の日にお参りに行って大丈夫?

A.大丈夫です。 マナー的にも問題はありませんが、身内や親族に気にする方もいるかもしれません。 一度声をかけてみるのが良いでしょう。

Q.仏滅とか六曜って気にした方がいい?

A.科学的根拠はありませんし、不確かなものですが、大切にする方もいます。 昔から日本ではゲン担ぎや縁起物を大切にしていて、今でもご年配の方の中には気にしている方もいます。星座占いや血液型占いでも同じことで、無駄とか信じる必要がないとか突き放すのではなく、でも囚われすぎないように上手く付き合っていくことが良いでしょう。

まとめ

この記事では、お彼岸や六曜についてと、その時のお墓参りでのマナーや注意したほうがいいことをお伝えしました。 基本的にお彼岸期間中のお墓参りはいつ行っても問題ありません。仏滅や他の六曜の日のお墓参りもいつ行ってもいいのです。 しかし、昔から六曜で大切な日取りを決めている方にとっては大切なことです。お互いの意見を聞き入れ、みんなの都合のいい日にいくことで気持ちよくお墓参りできます。 お墓参りの本来の目的は、故人やご先祖様への供養なのでそのことを忘れず、あまり六曜にとらわれずお墓参りするといいでしょう。

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